母乳育児にした理由

母乳育児にした理由

 

私は42歳、三児の母(長女16歳、次女14歳、長男4歳)です。

 

子供たちは三人ともほぼ母乳のみで育てました。なぜ、粉ミルクを利用しなかったのかというと、長女の出産時は経済的に苦しい時期だったからです。
主人はその当時は失業中で貯金も全くありませんでした。主
人の失業手当と私が妊娠前に働いていた少しばかりの貯金で生活していたので、粉ミルクを買う余裕がなかったので、なんとしてでも母乳で乗り切るぞという思いでした。
はじめは母乳が足りなくて、授乳後1時間もたたないうちにすぐに泣き出していました。
長女が泣く度にこまめに授乳をしていたら、あまり量が出なかったおっぱいも次第に量が出るようになってきました。
はじめはあまり出ないおっぱいでも、根気よくあげていればいつか出るようになるんだとわかったので、次女、長男も完全母乳で育てることにしたのです。

 

 

母乳育児で楽ちん育児

 

 私が母乳育児を始めたきっかけは、粉ミルクの節約からだったのですが、節約以外にも多くのメリットが母乳にはありました。
第一にやはり赤ちゃんへの愛情を体で感じることができました。
ずっと赤ちゃんに母乳をあげていると、そばに赤ちゃんが居なくても我が子のことを思い出すだけで、おっぱいがあふれ出てくる体になります。
子供のことを考えると胸のあたりがツーンとなって自然と湧き出てくるのです。
母親の体ってすごいなぁと実感しました。また、授乳中に無心におっぱいを飲んでいる赤ちゃんの姿を見る時間は幸せな時間でした。
母乳はすぐにあげられることもメリットでした。
泣いたら即座にあげることができるのです。粉ミルクだと、計量し、お湯を沸かし、人肌に冷まさないといけないので時間が掛かります。
寝ている時に泣かれると、立って粉ミルクを作りに行かないといけません。
母乳の場合は、寝ながらでも授乳をすることができるので楽でした。

 

 

母乳育児を通して食生活の見直し

 

 母乳育児は、すぐに授乳することができて楽ちんですが、その分、食べる物には気をつけるようになりました。
「私が食べる物=赤ちゃんが飲むおっぱい」になるので、自分が食べたいものばかり食べるわけにはいけません。
もちろんお酒はもってのほかです。
私はもともとビールが好きで、毎晩の食後のビールが1日の楽しみのひとつだったのですが、子供を妊娠してから授乳期間までずっとほぼ禁酒状態でした。同じ年齢の赤ちゃんを持つお母さんでも粉ミルク育児のお母さんはもう好きなものを飲んだり食べたりしていたので、少しうらやましかったです。
授乳当時は、インスタントやレトルト食品も食べることが全くありませんでした。
美味しい母乳を出すために、野菜をしっかりと食べることを心がけていました。

 

 

母乳育児で不便だったこと

 

 母乳育児は、粉ミルクよりも簡単にすぐに授乳することができることはメリットですが、デメリットもあります。
外出先などで、母乳をあげるときに困ったことがありました。
授乳室があるような大手デパートならいいのですが、どこにも授乳スペースがない場所がほとんどです。
粉ミルクだと、外出時に用意しておけば、どこでもサッと場所を気にすることなくあげることができるのです。
母乳を冷凍するフリーザーバッグもありますが、飲ませるときに冷凍母乳を解凍して湯煎に掛けてあたためる必要があるので、外出先ではあまり向きません。
なので、私の場合は、ほぼ完全に母乳育児でしたが、外出時だけは粉ミルクを利用しました。
哺乳瓶も粉ミルクもサンプルでいただいた物を利用しました。母乳の場合も、粉ミルクを上手く利用することで無理することなく母乳育児を楽しめました。